店舗勤怠

v1.0

多店舗の飲食店のための
入社手続き・打刻・交通費プラットフォーム

入社登録 タブレット打刻 PIN認証 ヘルプ勤務 打刻の修正申請 深夜・時間外の割増 交通費の自動計算 通学定期の控除 社労士向けCSV マルチテナント
BLUE WORKS(業務委託向け)とは別の製品です

BLUE WORKS とは何が違うか 土台は同じ、前提が違う

前提の違い

BLUE WORKS店舗勤怠
使う人業務委託の契約者飲食店のアルバイト
打刻する場所本人のPC店の共用タブレット
本人確認個人アカウントのログイン社員コード+PIN
お金の出口請求書給与(社労士へ連携)
時間の扱い稼働時間=報酬深夜・時間外の割増
交通費経費の立替通勤費(定期の控除あり)

引き継いだ仕組み

組織・メンバー・勤務セッション・休憩・8時間超過の承認は BLUE WORKS のものをそのまま使っています。 同一人物の名寄せも流用しました。H VIEW と sibridge の両方に籍がある人の扱いに、そのまま効きます。

置き換える対象
ジョブカン(打刻)と、手作業でマージしていた交通費精算のExcel(全18手順)を、この1つに寄せます。

3つの画面 誰が、どこで、何をするか

📱
打刻端末
店に置いたタブレット
出勤・休憩・退勤を押す。
ログインしない。端末を1回登録すれば、あとは社員コードとPINだけ。
🙋
従業員のスマホ
アルバイト本人
自分の出勤日数・実働時間・交通費を見る。
メールに届く6桁のコードでログイン。パスワードはない。
🏢
管理画面
店長・本部
入社登録リンクの発行、PINの発行、打刻修正の承認、交通費の確定、社労士へのCSV。
共用タブレットに認証を持ち込まない
打刻画面は管理者向けの認証コードを一切読み込みません。誰でも触れる端末なので、 端末の登録(Cookie)と本人のPINだけで完結させています。
年に1〜2回しかログインしない人に、パスワードを覚えさせない
住所や口座が変わったときだけ使う画面です。だからパスワードを作らず、 毎回メールで6桁のコードを送る方式にしています。

入社登録 2つに分かれていたフォームを1つに

流れ

店長 → 勤務条件を入れて登録リンクを発行
本人 → 7ステップで記入(スマホで可)
店長 社員コードとPINを発行して渡す
初出勤 → タブレットで打刻できる
統合前に起きていたこと
社内フォームと社労士フォームで同じことを2回書かせていました。 しかも電話番号は片方がハイフン必須でもう片方は指定なし、雇用形態は「正社員」と「社員」で選択肢が食い違い。 緊急連絡先にいたっては、社内フォームは氏名すら取っていませんでした。

誰が何を入れるか

本人が知らないことは本人に聞かない。これが設計の軸です。

会社が決める本人しか知らない
入社日
所属店舗
雇用形態
週の所定労働時間
時給
仕事内容
片道運賃・定期代
氏名・生年月日・国籍
住所・電話
学生か/学校名
通学定期の区間と期限
ダブルワークの有無
緊急連絡先
振込口座
会社が決める分は登録リンクに載せて読み取り専用で見せます。 運賃を本人に入力させないのは、正確に書けないうえ、書けても正しいか検証できないためです。

タブレットでの打刻 端末の登録 → PIN → 顔写真で確認

🔒 3段構えにしている理由

端末6桁の登録コードで1回だけ登録。以後は自動
本人社員コード+4桁PIN(保存はハッシュ化)
打刻本人確認のあと3分だけ有効な内部チケットを検証

PINを画面遷移のたびに持ち回さないため。放置された端末で前の人の操作が続かないよう、 確認画面は30秒、結果画面は5秒で自動的に初期状態へ戻ります。

QRへの拡張は準備済み
本人確認の方式を pin / qr / nfc として持っているため、 データ構造を変えずに読み取りUIを足すだけで移行できます。PINとQRの併用も可能です。
炭火焼き リリー(渋谷) — ホール入口
8月28日(金)
17:42:08
PIN(4桁)を入力してください
••••
1
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3
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7
8
9
クリア
0

ヘルプ勤務 所属外の店舗に応援へ入ったとき

記録のされ方

所属外の端末で打刻すると、同じ法人のどこかに籍があればヘルプ勤務として受け付け、 「本来の所属店舗」と一緒に記録します。別法人の店舗では打刻できません。

これが交通費につながる
いままで「メモ】交通費その他」シートに手で転記していたヘルプ出勤時の交通費(7月分で20件超)が、 打刻から自動で拾えるようになります。
集計時の注意
時間外(1日8時間超)の判定は、その人のその日の全店舗を通算して行います。 午前にA店で5時間、夜にB店で5時間なら合計10時間で2時間が時間外。 店舗ごとに別々に集計すると、どちらも8時間未満なので時間外が消えてしまいます。

打刻の修正申請 打ち忘れは必ず起きる

直接書き換えさせない

本人 → 端末から申請(直近3週間から選ぶ)
店長 → 変更前後を見比べて承認 / 却下
反映 承認して初めて勤怠が変わる

給与計算の元データになる以上、誰がいつ何を変えたかが追えないと運用に耐えません。 変更前の値も残します。

「出勤の記録がない日を追加する」も選べます。打刻そのものを忘れた日への対応です。
打刻の修正申請 — 炭火焼き リリー(渋谷)
しもん 8月25日(月)
承認待ち
変更前
17:00 〜 22:00
変更後
17:00 〜 22:45
実働 4時間45分
理由 片付けが長引いたのに退勤を押すのを忘れました
承認して勤怠に反映 却下

割増賃金 ジョブカンを廃止するので自前で持つ

% 3種類の割増

割増条件
深夜22:00〜翌05:00 の労働+25%
時間外(日)1日8時間を超えた分+25%
時間外(週)1週40時間を超えた分+25%
法定休日休日労働(時間外とは重複しない)+35%

深夜と時間外は重ねて加算されます(深夜の残業は +50%)。率と時間帯は店舗ごとに変えられます。

打刻の丸めは労働者に有利な側にしか倒しません
出勤は切り捨て、退勤は切り上げ。逆向きの丸めは賃金の未払いになるため、そもそも実装していません。

🕙 計算の例

17:00 出勤 → 翌 02:00 退勤/21:00-22:00 休憩
実労働 4h 休憩 深夜 4h
17:0021:0022:0002:00
実労働480分
うち深夜240分
基本賃金9,600円
深夜割増1,200円
支給合計10,800円
時給1,200円の場合

📅 週40時間超を二重に数えない

労基法は「1日8時間」と「1週40時間」の両方を定めています。 どちらを超えても時間外ですが、同じ労働を二重に数えません

働き方日8h超週40h超合計
9時間 × 5日(45h)5h0h5h
7時間 × 6日(42h)0h2h2h
9時間×4日 + 7時間×2日(50h)4h6h10h

社労士へのCSVでも「うち日8時間超」「うち週40時間超」を分けて出します。 週の起算日は既定で日曜、店舗ごとに変更できます。

まだ対応していないもの
月60時間超の +50%/変形労働時間制/法定休日の自動判定。 法定休日は就業規則で特定しているかによって扱いが変わるため、確認してから実装します。
また、月をまたぐ週は月末で区切って計算しています(賃金計算期間で締めるため)。

交通費 18手順のExcelを置き換える中核

🚃 支給のルール

基本出勤した店舗ごとに「自宅↔その店舗」の往復
同日2店舗A店(所属)とB店(ヘルプ)なら両方支給
通学定期定期区間は支給しない。区間外の運賃だけ
定期が切れる期間長期休暇などで更新しない期間は全区間分
徒歩・自転車支給対象外として明示的に記録
旧Excelで起きていたこと
定期代 = 0 が「実費0円」と「支給対象外」の両方を意味していました(63件)。 いまは 支給方式 という独立した項目に分けています。
また通常計算を一度誤った額で走らせ、別シートで数えた差額をマイナス値で手入力して相殺していました。

📅 同じ人・同じ月で単価が変わる

通学定期 4/1〜9/30、うち 8/5〜9/20 は更新しない
日付定期片道支給
08-01あり160320
08-02あり160320
08-21なし7801,560
08-22なし7801,560
合計3,760
「夏季休暇中の交通費」シートと差額の手入力が、これで不要になります。
0円を黙って出さない
通勤経路が未登録の出勤は0円にせず、管理画面の上部に警告として出します。 旧Excelでは #VALUE! が15件残ったまま運用されていました。

社労士への連携 賃金連携シートへ貼るCSV

勤怠のCSV

内容
実働日数ジョブカンの「実働日数」に相当
総労働時間 / 分休憩を除いた実労働
深夜分 / 時間外分割増の対象分数
うち当店舗 / ヘルプ他店舗店舗別の内訳
基本賃金 / 深夜割増 / 時間外割増賃金の内訳
時間外は1日通算で判定するため、集計は当店舗に限定していません。

交通費のCSV

内容
支給日数実際に交通費が発生した日数
うち当店舗 / 他店舗ヘルプ勤務の内訳
定期あり日数通学定期が有効だった日
実費 / 定期代 / 定期外内訳
H VIEW と sibridge の法人名も列に入るので、 賃金連携シートの4ブロック(社員/アルバイト×2法人)へそのまま振り分けられます。

複数社に提供する前提 3段の階層

Tenant → 法人 → 店舗

階層H VIEW の場合何の単位か
TenantH VIEW GROUP契約・課金・サブドメイン
法人H VIEW / sibridge給与支払と社労士連携
店舗18店舗打刻端末・シフト・交通費

法人を独立した層にしているのは、社労士の賃金連携シートが法人ごとに分かれているためです。 1テナントに複数法人という形は他社でも珍しくありません。

設定は上から重ねる

割増率・深夜帯・打刻の丸めは、テナントの既定値を店舗が上書きします。 全店共通で決めておき、必要な店舗だけ変える運用ができます。

運用前に必要なこと
テナント間のデータ分離をいまはアプリのコードで担保しています。 2社目が入る前にデータベース側の分離(RLS)が必須です。

店舗勤怠

入社手続きから給与連携まで、ひとつづきに

📝
入社登録
📱
タブレット打刻
ヘルプ勤務
🌙
深夜割増
🚃
交通費
社労士CSV
入社登録で登録した通勤経路と通学定期が、そのまま翌月の交通費精算に流れます。
ジョブカンと交通費Excel(全18手順)を、この1つに寄せます。